加熱式タバコや電子タバコは禁煙が困難になってしまう

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新しい喫煙方法として浸透している加熱式タバコや電子タバコの使用のほうが、紙巻タバコよりも禁煙が困難になる可能性があると言われています。

禁煙が困難になる理由としては、加熱式タバコには、正確なニコチン量が表示されていない場合も多く、ユーザーは必要なニコチン量を得るために吸いたくなることで、結果として喫煙本数が増えてしまう事や、紙巻きタバコよりも健康リスクが低いと誤解されることがあり、ユーザーが禁煙の必要性を感じにくくなるそうです。

両製品とも比較的新しいため、長期的な使用の健康影響については、まだ十分に解明されていないので、安全性は証明されていません。

加熱式タバコの概要
• 加熱式タバコは、タバコ葉を使用している

• タバコ葉を燃焼させずに、専用の電子機器を使用して加熱し蒸気を発生させる

• 日本では「タバコ製品」として販売されている

加熱式タバコのニコチン
• 加熱式タバコは、タバコ葉を使用しているため、必ずニコチンを含んでいます

• 一般的な、加熱式タバコのニコチン摂取量は、紙巻タバコと比べて、やや少ない程度です

• 一部の加熱式タバコでは、主流煙に含まれるニコチン量が、紙巻タバコよりも20%多いという報告もあります

加熱式タバコの健康影響
• 加熱式タバコは、紙巻きタバコよりは少ないものの、発がん性物質(ニコチン、ホルムアルデヒド、アクロレイン、ベンズアルデヒド)を含む、さまざまな種類の有害成分を含んでいます

• 加熱式タバコの使用は、心拍リズムの異常や不整脈のリスクを高める可能性があります

• 肺細胞に対して有毒であることが示されていて、肺の炎症を引き起こす可能性があります

• 加熱式タバコを吸う人が吐き出す煙(エアロゾル)によって、受動喫煙が生じる可能性があり、このエアロゾルには、さまざまな有害物質が含まれていることが分かっています

• 加熱式タバコの使用により、室内のニコチン濃度が上昇することが報告されていますが、その濃度は紙巻きタバコに比べれば低いとされています

• 加熱式タバコの受動喫煙によっても、心拍リズムの異常や不整脈のリスク上昇など、心臓への悪影響が懸念されています

• 加熱式タバコのエアロゾルは、肺細胞に対して有毒であることが示されていて、受動喫煙でも肺の炎症を引き起こす可能性があります

加熱式タバコには、ニコチン量やタール量の記載義務がありません。
ニコチン量の測定方法が、紙巻きタバコと異なるため、単純な比較が困難です。

電子タバコの概要
• 電子タバコは、タバコ葉を使用せず、リキッド(液体)を電気で加熱し蒸気を発生させる

• 日本の法律でニコチンを含む液体の販売が規制されていて、タバコ事業法上の「タバコ製品」には該当しない

電子タバコのニコチン
• 電子タバコのニコチン含有量は、製品や地域の規制によって大きく異なります

• 日本国内で販売されている電子タバコは、ニコチンを含むリキッドの販売が禁止されていますが、海外からニコチン入りのリキッドを輸入することが可能となっています

電子タバコの健康影響
• 海外ではニコチンを含む製品が流通していて、輸入することが可能なため、電子タバコでも受動喫煙の可能性はあります

• ニコチンが含まれていなくても、ホルムアルデヒドなどの有害物質が検出されたという研究結果があります

• 米国では電子タバコの使用に関連した、肺疾患等の健康被害症例(死亡事例含む)が報告されています

電子タバコのリキッドには、プロピレングリコールやグリセリンなどの成分が含まれていて、これらは食品添加物としても使用され、フレーバー(添加物)の中には、健康影響が不明なものがあります。

タバコユーザーは、周囲の人への受動喫煙のリスク対策を講じることが求められます。

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