単なる健康法ではなく「自然と触れ合うことで人間本来の機能を取り戻す」という考え方

Mental

アーシング(Earthing)は、簡単かつ自然な方法で心身の健康を支える手段として、多くの人々に取り入れられていて、素足や素手で大地や自然に直接触れることで、地球(アース)とつながる健康法です。

海外では「グラウンディング(Grounding)」とも呼ばれています。

現代生活では、電化製品や携帯電話などから発生する電磁波に囲まれ、体内に静電気が溜まりやすい環境にあります。

アーシングを行うことで、身体に蓄積した電気を大地に放電し、中和する効果が期待されていて、肩こり、頭痛、慢性疲労、自律神経の乱れ、冷えや疲労回復、睡眠の質向上などの不調の改善が可能とされています。

大地は0Vの状態で電気バランスが整っているので、人が大地に触れることで同じ電位となり、体内の電気バランスを正常化し、自然治癒力や身体機能の向上を促します。

地面に触れることで、大地からマイナスの電荷を帯びた抗酸化物質が体内に取り込まれ、体内で発生するフリーラジカル(酸化ストレスの原因)を中和し、炎症を抑える働きをすると考えられていて、この作用は慢性的な痛みや炎症の軽減にも寄与します。

アーシングは副交感神経を優位にし、筋肉や血管を緩めて血流を改善します。

•裸足で地面を歩く
芝生、土、砂浜など自然の地面の上を靴や靴下を脱いで歩き、足の裏を通じて大地とつながることで、体内の電気を放出しリフレッシュ効果が期待できます
•海や川に浸る
海水や川の水に足や手を浸すだけでもアーシング効果があり、特に海水は導電性が高いため、波打ち際を裸足で歩いたり泳ぐことは非常に効果的です
•自然に触れる
木や葉などに手で触れるだけでもアーシングになるので、庭仕事や散歩中に木々や草花を触ることもおすすめです

現代人は、靴や化学繊維衣類、アスファルト舗装などによって大地との接触機会が減少していて、この欠如した自然との接触を補い、身体機能を正常化する手段としてアーシングは注目されています。

また、家電製品やWi-Fiなどから発生する電磁波による影響も増加しているため、アーシングが健康維持の方法として注目されています。

雷注意報が出ている時にアーシングを避けるべき理由
•落雷による感電の危険性:雷が地面や建物に落ちた場合、超高電圧(数百万ボルト)が発生し、大地に電気が流れる可能性があり、この際、アーシングをしていると人体がその電流の通り道になる危険性があります
•アースコードの逆流:室内でアーシンググッズを使用している場合でも、雷がアース経由で逆流する可能性があり、安全装置が正常に作動しない場合には感電のリスクが高まります

注意点
1.雷予報を確認する
雷注意報やゲリラ豪雨の可能性がある場合はアーシングを中止してください
2.接続コードを外す
アーシンググッズを使用している場合、雷の可能性がある時は必ずコードを抜いておくことが推奨されます

アーシングには「これをしなければならない」という厳密なルールはありません。

芝生に寝そべる、海辺を歩く、観葉植物に触れるなど、自分ができる範囲で自然と触れ合うことが大切で、自然の一部としての自分を再認識し、忙しい日常から離れてリラックスする時間を大切にすることが重要です。

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