地球上のすべての生物は水を必要としています

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地球は「水の惑星」と呼ばれ、表面の3分の2が水で覆われています。
しかし、淡水はわずか2.5%程度で、人が利用しやすい河川や湖沼の水は全体の約0.01%しかありません。

世界では22億人が安全に管理された飲み水を利用できず、約1億1,500万人が未処理の地表水を使用していると言われています。
特に深刻なのはアフリカ諸国で、多くの人々が安全な水にアクセスできていません。

水問題の原因では、衛生設備の不足による水質汚染や、世界的な水の使用量増加などがあり、影響としては、不衛生な水による健康被害や、慢性的な栄養不良や発育阻害などがあります。

国際的な取り組みで、SDGs(持続可能な開発目標)では、2030年までにすべての人が安全で安価な飲み水を入手できることを目標としています。

水資源は地域にって偏りがあり、カナダのように豊富な国もあれば、中東諸国のように不足している地域もあります。

世界の水問題は複雑で、いろんなところに影響がありますが、安全な水へのアクセスを確保することは、人々の健康と生活の質を向上させる上で重要です。

水問題の解決には、技術革新、国際協力、個人レベルでの意識向上と行動変容が必要です。

約0.01%の貴重な水の補足情報ですが、硬水と軟水の定義は、硬水がカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を多く含む水で、軟水はミネラル成分が少ない水を指し、水の硬度は一般的に炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度で表されます。

WHO(世界保健機関)の基準では
•軟水:0-60mg/L
•中程度の硬水:60-120mg/L
•硬水:120-180mg/L
•非常に硬い水:180mg/L以上

ヨーロッパは一般的に硬水が多く、日本は軟水が多いのですが、中程度の硬水の地域(関東の一部、九州の一部、沖縄)もあるようです。

硬水と軟水の好みは地域や個人によって異なりますが、ヨーロッパでは硬水の味を好む傾向があり、日本では軟水が好まれる傾向にあります。

日本で育っても軟水より硬水の方が身体に合っている人がいるみたいです。

水は私たちの体内でいろんな役割を果たしていて、代謝、体温調節、栄養の運搬などに欠かせません。
水の大切さを再認識し、節水に努めることは、未来のためにも重要ですね。

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