ペットボトルの水は選び方次第

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ペットボトルの水は日本で広く普及していて、多くの人に利用されています。

水道水の安全基準は水道法によって定められていて、51項目のチェック項目があり、ペットボトルの水(ミネラルウォーター類)の安全基準は、食品衛生法によって定められていて、殺菌・除菌工程がある場合は39項目、無い場合は14項目のチェック項目があります。

ペットボトルの水の種類は主に4種類です

•ナチュラルミネラルウォーター: 地下水を原水とし、自然のミネラルを含む天然水で、最も自然に近い状態の水とされています。

•ナチュラルウォーター: 特定の水源から採取した水に、沈殿、濾過、加熱殺菌などの最小限の処理を施したもので、ナチュラルミネラルウォーターよりもミネラル分が少ない傾向があります。

•ミネラルウォーター: 地下水や湧き水を原水とし、ろ過や殺菌などの処理を行った水です。

•ボトルドウォーター又はRO水(純水): 逆浸透膜(RO膜)を使用して不純物を除去した水で、ミネラル分がほとんど含まれていないため、クセがなく飲みやすいのが特徴です。

※ペットボトルのラベルに書いてあるので見てみてください。

これらの基本的な4種類に加えて、温泉水や海洋深層水なども市販されています。

また、硬度(ミネラル含有量)によっても軟水や硬水に分類され、用途や好みに応じて選ぶことができます。

人気のある海外ミネラルウォーターブランドの比較

エビアン
水源: フランスのエヴィアン=レ=バン近郊、レマン湖畔にあるカシャ水源で採取され、標高約850メートルに位置する採水地周辺は、厳しいEUの基準に基づき保護されています。
水質: 硬水で、硬度は304mg/ カルシウムとマグネシウムのバランスに優れていて、適度なミネラル含有量で飲みやすいとされています。
製造プロセス: フレンチアルプスに降った雪や雨が、約15年かけて地層をゆっくりと通過し、自然にろ過されてミネラルを含んだ水になります。

ボルビック
水源: フランス中部のオーヴェルニュ地方のヴォルヴィック周辺にある約4,000ヘクタールの保護された水源地から採水。
水質: 最大の特徴は軟水ということで、硬度は60mg/L pHは7.0
ヨーロッパのミネラルウォーターの中では比較的飲みやすいとされています。
製造プロセス:採水地からボトリング工場まで、パイプラインで水が輸送され、外気に触れることなくボトリングされます。

コントレックス
水源:コントレックスの水源はフランス東部のヴォージュ地方の、コントレックスヴィルという地域の湧水を使用しています。
水質:硬度が約1468mg/L 非常に高い硬水です。
製造プロセス:コントレックスの具体的な製造プロセスに関する詳細な情報は限られていますが、水源地で採水された水は、厳格な品質管理のもとで処理され、人工的な処理は最小限に抑えられて、水質管理が徹底されていて、地域と協力して水源保護に努めているそうです。

ペリエ
水源:フランス南部のヴェルジェーズにある天然の炭酸水源で、この水源は「レ・ブイヤン」と呼ばれ、古代ローマ時代から知られていました。
水質:硬度は約400mg/Lで、中程度の硬水に分類されます。
pHは約5.5で、やや酸性です。
製造プロセス:水源から汲み上げられた天然の炭酸水は、一度脱炭酸処理され、水源から別途採取された天然の二酸化炭素ガスを再び注入し、常に一定の炭酸濃度を維持しています。

ゲロルシュタイナー
水源:ドイツ西部のラインラント・プファルツ州にあるゲロルシュタイン地方の火山地帯で採水されていて、火山岩層を通過して自然にろ過された水が使用されています。
水質:硬度は約1,310mg/Lで、非常に高い値です。
pHは約6.4で、やや酸性寄りの中性です。
製造プロセス:具体的な製造プロセスの詳細は公開されていませんが、天然の炭酸水をそのままボトリングし、人工的な炭酸ガスの添加は行っていない無殺菌のナチュラルミネラルウォーターです。

クリスタルガイザー
水源:カリフォルニア州のシャスタ山とホイットニー山を水源とするナチュラルミネラルウォーターブランド。
水質: 軟水で、硬度は38と低く、日本人の味覚に合う飲みやすさが特徴。
製造プロセス: 採水地で直接ボトリングされ、ろ過フィルターによる除菌処理が行われています。

サンペレグリノ
水源:イタリアのロンバルディア州ベルガモ県にある「サンペレグリノテルメ」という町で採水されています。
水質:硬水で、豊富なミネラル成分を含んでいます。
硬度は約617mg/L pHは7.8
製造プロセス:具体的な製造プロセスの詳細は公開されていませんが、採水地で直接ボトリングされ、微炭酸を添加している無殺菌のナチュラルミネラルウォーターです。

ハワイウォーター
水源:ハワイ・オアフ島のハラワバレーで採水されていて、この水源地はアメリカ政府によって厳重に管理・保守されています。
水質:超軟水に分類されます。
硬度は1.05mg/L pHは7.2
製造プロセス:地下200メートルから採水された水は、5段階の逆浸透膜法(1/1000ミクロン)で処理されます。
この処理により、不純物だけでなくミネラルを含むあらゆる成分が取り除かれ、ピュアな水が生成されます。

ハワイウォーターは、JALの日本―ホノルル間の機内サービスで提供されていたり、日本国内でも広く認知されていて人気ですね。

私は、炭酸水が飲みたい時は、ゲロルシュタイナーです。

硬水や軟水、炭酸入りなど、さまざまな種類があるので、自分に合った水を見つけてみてくださいね。

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